わからないでもないけれど。
意識して生活をすると、意外と障害者の方というものは多いものだなあ、と思う。
というのも、僕は人材会社で、半年ほど前から障害者の人材紹介の業務に当たっている。
今までもきっと目にはしていたんだろうけど、意識していないものは脳裏に留まらないものだ。
とはいえ、目に留まるのはどうしても、身体のどこかしらが不自由な方と知的障害を持ってらっしゃる方。
今、日本には1160万人の障害者の方がいて、その半数以上が精神障害の方なので、気付かないだけでもっといらっしゃるのだろう。
精神障害の方は、見た目ではわかりにくいのだ。
僕がこの半年、障害者紹介のお仕事に携わってきて感じたことは、出来ることなら精神障害の方は、職場にいてほしくない。と、ほとんどの会社で思われている事である。
である。悲しいけれど、紛れもなく現実である。
今から30年くらい遡ると、今で言うLGBTの方が似たような扱いを受けていた。と思う。
言われのない差別というやつだ。
まだまだだとは思うが、それでもその頃から比べると大分とLGBTの方への理解度は上がっている。
これからの30年。僕がおじいさんと言われるくらいの年齢になる頃には、せめて今のLGBTの方に対するのと同じくらい、障害者への理解度醸成が進めばいいなぁ、と思う。
きっと、もっと増えるしなぁ。
コメント
コメントを投稿