陽炎の栄光
今日は、日雇いでラブリーなホテルの清掃をやってみた。
僕のペアは、にこやかでよく喋る、70歳のおじさんだった。
最初の、どの辺りに住んでるの?を皮切りにまあよく喋る。
仕事をちゃんと教えてくれるし、とても感じのいい方だった。
なので、僕もお礼というわけではないが、
『そんなに輝かしい経歴や人脈がある人は、きっとラブホの清掃のバイトはしないですよね』と、言わないようししてあげた。
それに、よくできたキャバ嬢のように、相槌をうったり、すごいですね、を繰り出してみたり。
気持ちよくお喋りを楽しんでいただけたと思う。
にしても、あのおっちゃん、美味そうにタバコを根元まで吸ってたな。
あんな人生も、ありっちゃあありだよな。
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