投稿

7月, 2024の投稿を表示しています

のんびり行こうよ。人生は。

 滅多にないことだが、今日はスマホの充電がもうちょいで切れそうだ。 なので、手短に済まさなければならない。 流行りの時短である。 時短といえば、料理。 料理といえば、毎週日曜(僕が当番なだけ) 毎週日曜といえば、サザエさん。 サザエさんといえば、国民的アニメ。 国民的アニメといえば、ドラえもん。 先日、ドラえもんの野比のび太、他にもコナンやドロンジョなど僕の幼少期を彩ったアニメの声優をされていた小原乃梨子さんが亡くなった。 続いて、バカボンの山本圭子さんも。他にも羅列するのが辛いくらいに。 僕が子供の頃からベテランだった方々なので、そりゃそうなのだが、なんだか、やっぱ、悲しいなぁと思ったりするのである。 一視聴者がどう思おうが、関係ないかもしれないが、何だか想ってしまうのだ。 今日は、スマホもまもなく充電が切れることだし、駅から家までの徒歩25分は真っ直ぐに前を見て、あの頃に思いを馳せるとしよう。 駅から徒歩25分って遠くない?と思われるかもしれないが、もちろんバスはあるのだけれど、帰りは使わないと決めているのだ。 ぜったい使わないぞ! そう決めているのである。

せめて今だけは

どこにいてもスマホである。 恐ろしいくらいに便利である反面、脳によろしくないとのことで、あまりにスマホを使用するのはオススメしない。 そういったネット記事が多々ある。  で、そんな目だとか、脳にだとか、賢い人たちが言えばいい。 僕は言いたい。 おっきい方のトイレをする時にはスマホを置いておくがよい。 である。 僕は毎日一杯のトマト野菜ジュースを長年飲んでるからなのかどうかは知らないが、便通が良い。 数日出ないなんてことは、人生で一回だけ。小学生の頃の修学旅行の時くらいだ。 なので、普段からおっきいトイレに困ることもなく生活できている。 もちろん、調子が悪い時もあるが、出ない方ではなく、出過ぎる方だ。 なので、1日に少なくとも食事の回数分は滑らかに出るのだが、今日はちょっと違った。 なんだか、昨日の晩からおなかがグルグルしてるのである。以前、別に困ってないのにピンクの小粒を飲んだことがあるのだが、その時と同じような症状である。 かといって、おっきいトイレをしても緩いわけではなく、ちょっと小分けにされたのが、プリプリ出る。 そして、今朝、いつも通り会社について、朝礼が終わって、またお腹が痛くなったので、お手洗いに行った時のことだ。 普段ならスマホを胸ポケットに入れてるので、便座に腰掛けて、スマホをポチポチしながらおっきいトイレに勤しむのだが、つい忘れて、手ぶらでお手洗いに入って便座に腰掛けた。 スマホが無いので、下腹に手を当てて、排便に向き合う。 そうすると、なんというか、自分の中の何か(便)が、語りかけてくるような気持ちになるようなならないような。 とにかく、いつもより意識を集中してすることで、痛みの元ごと排出できるような、気持ちのいいおっきいトイレができたのである。 便が語りかけてくると、いよいよではあるが、そんな気持ちになる。 これからは、おっきいトイレの時は、自分の中の何か(便)に語りかけて、これまでよりもっと素敵な排便をすることにしよう。

スメル男

 カッターシャツの首元から匂い立つ臭気が、鼻を悪い意味でくすぐりだしてきたので、インナーの白シャツをまとめてブリーチにかけた。 衣料用のワイドハイターではない。キッチンブリーチだ。 何が違うの?成分が違う。 酸素系と塩素系とかは説明してもわかりにくいし、僕もよく知らない。 要するに、キッチンブリーチは素手で触ると、皮膚が溶けるくらい強力なのだ。雑菌などイチコロである。 そんな強力なものをダイレクトには使えないので、 薄めたものをプラスチックのバットに張り、白シャツをドボンである。 で、念の為言っておくが、よくよくジャブジャブ洗って、ちゃんとブリーチ成分を落とし切ってから、他の洗濯物と一緒に洗うのである。ブリーチ成分が残ってると、他の洗濯物が色落ちしまくるから気をつけて。 そして、今日、いつも通り会社に着いた時点で、しっかりと汗ばんでいたが、クサクナイ。 トイレに行ったついでに、胸元を開けて、湿った白シャツを鼻先まで引っ張ってお匂いを確かめたが、やっぱりクサクナイ。 マイクベルナルドもびっくりである。 先日、ふと、キレてなーいのCMのK-1選手って名前なんだったけ?と思い、調べてみたら、そのマイクベルナルドだったのだが、10年以上と前に亡くなっていた。 そういえばそうだったか、と思うのと同時に、亡くなった彼の年齢が42歳。 今の僕と同い年だ。 人生何が起きるかわからないと言うが、流石に急死とまでは言わなくても、ある日の朝起きたら、何の脈絡もなく東京中を嘔吐させるような異臭が自分から発せられたりするかもしれない。 もし、そうなってもきっと、僕の周りには、たった一人の信じてくれる友人もいないし、コンピューターを自在に操る天才少年もいない。 だけど、いざという時に、せめて対立や迫害されないように、普段から人様にご迷惑をおかけしないように生きていきたいものだ。 スメハラなんて馬鹿みたいなハラスメントには業腹だが、パチ屋の隣にお匂いが強い人が座ると、やっぱりちょっぴり嫌な気持ちになる。 人様の嫌がることに、なるべくならないよう、今日もまた、僕はしっかり耳の裏までゴシゴシするのである。

誰も悪くない

最近の冷凍のパスタって、美味しいよね。そう言った僕を完無視した先日の奥さんに憎悪をたぎらせながら、今日は近所のスギドラッグで冷凍のあんかけ焼きそばをカゴに入れて、レジの並びで待つ。 レジは一つだけ開けていて、前の人達はバーコード決済でサクサク会計を済ませていく。 が、僕の一つ前のおじいさんが、ポイントカードを出すのに手間取り、お会計で財布から小銭を取り出すのに手間取り、ようやく僕の会計の時に、横からレジに話しかけ、さらに時間を取ってきた。 レジのお姉さんは僕の番まで時間がかかってしまっていたことを自覚していたのだろう。 会計終わりで「大変お待たせして申し訳ございません」と謝罪を入れてきたが、僕は「全然大丈夫ですよ」と、愛想よく返した。 こういうシチュエーションでクレームを入れるような人もいるんだろうな。と思いながら、炎天下のもと、家路についた。

イマジン

 想像していた倍くらいのおしゃべりさんだった。 めっちゃ喋るし、手も遅い。 そう言われてた人と午後から組むよ、と言われて、昼休み明けから言われた通り、その人とペアでラブホのルームメイクに勤しむことになった。 僕は日雇いで、まだまだ初心者なので、風呂担当としてセコセコとお客様の使用済みのバスタオルに風呂場の水滴を染み込ませる作業に従事していた。 が、よく喋るよ、と言われてた相方のおばちゃんは、よくどころじゃない。ずっと喋っている。 風呂場のドアを閉めてても、ドアの向こうからずっと喋ってくるし、何かしら資材を取りに行くのに僕が部屋を出たあとでも、ずっと喋っている。 で、戻ってきたら、ちょっと巻き戻して、ずっと喋っている。 多分あそこまでいくと、病院に行ったら、病名が付く。 それくらい喋る。 嫌な人では全然なくて、喋る内容も本当にどうでもいい、当たり障りの無い話なんだけど、僕が風呂場の清掃が終わり、ドアを開けたら、ドアの前に立って喋り続けていたので、ちょっとビビった。 喋るのに夢中すぎて、手が、というか体の動き自体が止まるようだ。 この仕事場はレギュラーの方が 今日は僕みたいな日雇いが9:00〜17:00で、17:00〜23:00で入ってるらしく、よく喋るおばちゃんは14:00〜23:00である。 で、14:00〜17:00は僕。17:00〜23:00はもう一人の日雇いの人とペアになるシフトになっている。 おばちゃんはどうやらレギュラーの方々からは組みたくないと思われてるようだ。 僕は人材派遣会社にいるくらいなので、日々、新しい方と出会う。それが仕事だし。 なので、ある程度のパターンの方とは出会ってきたつもりだったけど、また新たなパターンの方と出会う事になった。 決して人脈作りにはならないけど、面白い。 あとは、この面白くも何ともない話をなんとか面白く誰かに話したいのだけれど、日雇いで小銭を稼いでる事を友人にも内緒にしているので、だって、恥ずかしいもん、話すところもない。 なので、ここに書き出したのである。 いつか、誰かとこんな事があったよ、って、恥ずかしげもなく話ができたら良いな、と想像してみるが、それが全く叶う気がしないのは、きっと僕の想像力不足じゃないと思う。

もしも願いがかなうなら

 弱冷車なんか無くなってしまえばいい。 最近、そう思うようになった。 満員とは言わないが、ちょっと動きが不自由くらいに混んでる電車に乗り込んでしまった時、そして、それが弱冷車だった時。 もしも僕がナッパだったとしたら、右手でクンッである。あたり一面が吹き飛ばされても仕方がない所業である。 残念ながら僕はナッパじゃない。 運が良かったな、地球人ども。 でだ。 僕は何かしら迷ってしまった場合、相手がもしも僕だったらどう思うか、という事をイメージして行動を決めることが多い。 主に営業のお仕事の時に。 逆の立場だったら、どう言われれば、どんな提案があれば、受け入れるか、という事を考えて行動に移すのだ。 多分、オカンに耳にタコが出来るくらいに言われた『人の迷惑になることはしたらあかん』の精神が根付いているのだろう。 なので、飲食店に行けば、なるべくご馳走様とか、ありがとう、と出る時に言うようにしてるし、コンビニで缶コーヒーを買う時は、バーコードを向こうに向けたりする。 なのに、なぜ。 なのに、なんでっ! 最も近しい他人である奥さんには何一つ、通用しないのだろう。 何をしても、善意で起こした行動全て、嫌そうな顔で、余計なことを、みたいな事を言われる。 僕が何かしただろうか。 思い当たることが多すぎて、逆に誰かわからんわ!! 自業自得という言葉は、きっと全僕の為にあるんだろう。 仕方がない。仕方はないんだけれど。

喉元過ぎれば

 よっしゃー夏休みだぁぁあ!! と、うちの子供達の心の声を代弁したところで、夏休みである。 お昼にサイゼリヤに行ったら、中高生の団体がワイワイして、その後コンビニに行ったら、小学生のグループがワイワイしていた。 僕が子供の頃の夏休みは、原っぱを駆け回り、手頃な棒を剣に見立て、チャンバラをしたり、海の近所だったので、テトラポットからダイブしたり、牡蠣で足裏をズタズタにしていた。 が、今は暑すぎる。 子供達に外で遊んでおいで、と言えないレベルで暑すぎる。 僕の部屋にはエアコンが無い。 お金が無くて買えないのではなくて、いや、お金は無いのだけれど、買えないほどではない、とにかく、エアコンが無い。 というのも、そもそも暑くてもそんなに気にならない僕には必要ない。と思っていたが、ちょっと、流石に、無理かも、と思い出している。 今はまだ、アイスノン的なやつでお股とか脇を冷やしながら、扇風機でしのいでいるが、それもちょっと無理かも。と暑さに強いのを自覚してる僕でも思うほどである。 とはいえ、エアコンを買うくらいなら、うちの子供のバッティング練習用のやつを買ってあげようかしら、そっちの方が安上がりだし。 と思う気持ちがある。 今週末に決断する予定だが、きっと子供の方を優先しちゃう気がする。 昭和生まれって、なんか痩せ我慢しがち。

ご褒美ご飯

キンッキンに冷えたお店が少なくなってきた。 チリチリと肌を焼く太陽の光から逃れるように入った瞬間、汗が乾いて潮が吹くような。 そんなお店に出会うことがあまりない。主にコンビニ。 電気の供給不足の可能性、電気代も上がったし、温暖化防止の心掛けでもあるだろう。 自分の家だって、クーラーをガンガンにかけたりしないもの。 文句はない。 文句はないけど、そういうお店がなくなってきたなぁ、と思う。 ところで、僕の会社はワンフロアの中に、3つのシマがある。 事務方のお仕事をしてくれる管理部。若手が多い技術営業部。そして、僕が所属する製造派遣営業部である。 エアコンが管理部側と製造派遣営業部にそれぞれあって、それぞれのリモコンで操作できる。 製造派遣営業部の面子で、結構お姉さんのご年齢の女性がお二人いらっしゃる。 42歳の僕から見て、お姉さんのお年頃なので、察していただきたい。 このどちらかが事務所にいると、エアコンの温度やら風量やらをちょっと抑えめにしなければならない。 お姉さんが寒くなってしまうからだ。 僕は暑い。カッターシャツの中の白シャツがじっとり汗ばむほどに。クーラーが付いた室内にいるのに。 暑い。 ご夫婦の寝室でのクーラー問題が勃発するというご、それである。 きっと僕以外の男性メンバーも同じ事を思っていると思う。が、僕以外は頻繁に営業車で客先に行くので、事務所にいない事が多い。 僕は結構ずっといる。 お姉様がいらっしゃると、エアコンのリモコンを触らないまま、ずっといる。 今日もいた。 誰も何も言わないし、僕も言わない。 でも、頑張って暑さに耐えた今日の僕だから、帰りに寿司食って帰ろう。 茶碗蒸しも付けちゃう。

今日のノルマ

 あっぶね。忘れてた。更新するの。 なんでもいいから、毎日、更新だけはするよー、って自分で決めてんから、そして、ハードルは低くしてるねんから、それだけは守ろう。 言うて、書くことないんよね。 元々のテーマは、1日に一回くらいは誰かのために、ちょっとだけでいいから良いことをしよう。そして、それを記録に残そう、と思ってたけど、サラリーマンのおじさん、しかも、最近の僕はめっきり内勤やから、デスクに向かって、カタカタしてるのよ。 誰とも喋ることもなく。ちょいちょいとおサボりもいれながら。 気付いたら、もう定時。外に出てないから、仕事も余裕で終わる。彼女がいたら、早く終わったからご飯でもどう?だけど、僕には彼女はいない。 奥さんと子供はいるけど。 ついでに言うと、お酒も全く飲めない。 なので、パチンコ的なもので負けて、さらに時間取られて、帰るだけ。 どこで、誰に親切にしたらいいねん。 である。 なので、せっかくだから、ここで、耳寄りな情報を一つ開示しよう。 家電量販店の店頭で、インターネットの勧誘のため、ビンゴとか、ガラガラ抽選とかしてるけど、あれ、大人の事情で基本的には1等とか2等の当たりは入ってなどいない。 ただし、新店舗のオープニングイベントなら入ってることもある。 で、さらにそういう時、当たりは夕方くらいの一番お客さんが入ってる時に当たるように調節されている。 よし。 耳寄りな情報だっただろう。 これで、今日のノルマ達成である。

ブッタではないから

今日は、事務所内に漂っていた蚊を殺さずに、スッと掴んで、外に逃してあげた。 殺生はしないで済むなら、しない方がいい。 部屋の隅にシュッとするやつで、散々殺生をしていた僕が、今更何をほざくのだと思ったけれど、しなくて済むなら、それでいい。

いつも明るく朗らかに。

週の所定労働時間が20時間以上 月額賃金が8.8万円以上 2か月を超える雇用の見込みがある(フルタイムで働く方と同様) 学生ではない 上記の条件を見て、すぐにピンとくる人もいるだろう。 そう、社会保険加入要件である。 これは、加入できる。ではなくて、加入しなくてはならない要件である。 例えば、ご主人の社保扶養に入っている奥さんが、パートやアルバイトで働きに出たとしても、上記の要件を満たしたら、社保加入必須である。 すでに入ってて、保険証を持ってるのに。 馬鹿みたいにだな。と思う。 もちろん理由があるのはわかる。 現行の社保制度だと、逆ピラミッド型の人口の年齢層構成なので、支える側、要するに取れる側の数を増やさないと保たないのだ。 多分、いつの話かまでは知らないが、作った時は、永遠に人口が増加し続ける目論見で、この社保制度を作ったのだろう。 残念だったな。と言ってやりたいが、言う相手はもう墓の下である。決して、空の上とは言いたくない。 今後も、先進国ほど人口の減少は続いていくので、どっかで何かが変わるか、20年後くらいに逆ピラミッドの上の方が全滅したら、ちょっとはマシになるかもしれない。 とはいえ、今がきつい。 きついので、僕は普通に働いて、家庭を保ちながら、休みの日に日雇いをして、僕の小遣いを保っている。 最近はレジャーホテルの清掃にお世話になっている。 昨日も行ってきたのだが、かなりキツめの方と一緒だった。 ああいう、常にピリピリしてる人をピリピリしないでいいようにするにはどうしたら良いんだろう。 と、帰りの電車で考えてみたが、なかなか思いつかなかった。 初めましてで、すでにちょっとなんだか怒っている人のメカニズムが理解できない。 仕方がないので、せめて職場の人や家族友達には嫌な思いをさせてピリピリさせないように、朗らかに明るく接するようにしよう。と、改めて思った。

自分の事だからよくわかるつもり

 僕の事だから、きっと1日でもこのブログを書くのを抜かしてしまったら、今後、頻繁に抜け漏れが散見することだろう。 別に誰に言われたわけでも、言ったわけでもないが、生来飽き性で、めんどくさがりの僕は、好きなことを適当に好きな分だけ書いてもいいと決めた場所をせっかく作ったのだから、なんでもいいから抜けだけは無いようにしたい。 そう思っている。 ところで、今、松屋で何か食べるとキムチとか生卵とか何品かのサイドメニューのうち、一品が無料で付けられる紙のクーポンを配ってるのを知ってるだろうか。 今日、あ、カツ丼食べたい、と思って、カツ丼屋に入ったものの、財布を見たら、そのクーポンが入っていた。 なので、カツ丼をやめて、すぐ近くの松屋に行き、牛丼並とクーポンでキムチを付けてもらった。 ら、また次もお使いください。と、なんだかイケメンの店員さんに同じクーポンを頂いた。 無限ループである。 多分次の昼ごはんも松屋で、多分今度は温玉である。 この物価高の時代に大丈夫か、と心配になる。 よし。 以上です。

チキンナイフの攻撃力マックス

 ウチ程度の中小企業だと、SNSの運用なんて出来ていないので、使ってないけど、会社で作ってはいたXのアカウントの中の人の権利をもらった。 そして、その流れで上長にnoteもやっていいですか?と確認すると「いいんじゃない」の一声だ。 よし。これで、責任の所在は上司だ。 もちろん、変なことをするつもりはなくて、この変わり映えのしない仕事の日々を少しでも面白くしつつ、会社のために何か出来ることはないか、と考えた結果だ。 なお、ほぼ間違いなく社長はこの事を知らない。 とはいえ、中の人ってどんな事をすればいいんだろう。と考えて、数日経つ。 どちらのアカウントもほぼ手付かずだ。 僕はお調子者で小心者なので、後から後悔というかビビってしまう典型的なチキン野郎だ。ティキン野郎だ。 とはいえ、当たり障りの無さすぎる事を書いても、誰も何も。そして、せっかくの意味も。 あぁ、匿名で好きな事を言うだけのこのブログぐらいがちょうど良いと、今更ながらに思う。 ひとまず、他の企業アカウントでも見て勉強しよう。

ベイビー アイラブユー

まあ、可愛い。 僕が見るから、向こうも、なんだろうと、こっちを見る。目が合う。 僕は目を逸らす。 逸らした僕の目を、しばらくじっと見つめてたが、僕に何も動きがないので、また明後日の方向を見る。 そしたら、僕はまた、存分に、目の保養とばかりに、見る。 見るだけだ。 触ったり、声をかけたりはしない。 見るだけだ。 ただ、それだけで、ちょっとだけストレスが、なんやら神経的なものが和らぐのである。 赤ちゃん可愛い。 電車で、赤ちゃんを抱っこするお母さんのななめ後ろに立った。そこが特等席だ。 何をするでもない。ただ、抱っこされてるだけの存在。 赤ちゃんである。 もちろん、赤ちゃんにも顔の造形の差はある。男前顔や可愛いおメメ、逆にブータレ顔や、きっちり細目等々。神様は平等ではない。 けど。 けれど。 赤ちゃんは可愛い。 可愛いは正義である。 10数分のランデブーは、目的駅に着く事で引き裂かれたが、多分、ベホイミくらいの回復を僕にもたらした。 うちの子達も、あんな時があったんだよなぁ。 今日は、なんかプリンでも買って帰ってやろうか。ちゃんとケーキ屋さんとかで売ってるやつ。

ぼくのヒーローズ

からやまさんで、久しぶりに唐揚げ定食を頂いて、最初にキャベせんを申し訳程度にお腹に入れてから、いつも通りマヨネーズをドルドル投入しようとしたら、マヨネーズが別売りっ… 悲しい。 でだ。 野沢雅子さんがもう87歳だ。田中真弓は69歳。千葉繁は70歳。中尾隆聖が73歳。山寺宏一と日高のりこは63歳と62歳。 林原めぐみや三石琴乃はまだ56.57歳である。 そりゃ、僕が子供の頃から第一線で活躍していた方達なので、そりゃそうなのである。 あ、ちなみに岩田光央は56歳で、宮村優子は51歳である。 ってか、みやむーが50超え!?あの、マリーが!? びっくりである。 ちなみに、皆さんの年齢を調べている時に、坂本真綾の年齢を見ると、44歳だった。僕の二つ上である。 なんで?と思って、天空のエスカフローネの時のことを調べてみると、16歳。 そんなに早くからお仕事をしていたのかと、びっくりした。 なんで、ベテラン声優の年齢を羅列したかというと、ちょっと前にあった古谷徹のニュースのかけらが目に入り、そこには古谷徹(70)と記載されていた。 70歳!でも、そりゃそうなのだ。 ガンダムなんて、僕が生まれる前のアニメで、その頃からアムロをされてたのだ。 そりゃそうなのだ。 でも、まあ、びっくりはした。 声優さんの高齢化と、いつまでその声を保ってるんだと。 その流れでいくと、B'zの稲葉さんもこれに当て嵌まっちゃうが、今は置いておく。 声優さんである。 僕の青春を彩った二大声優さんがいる。 鈴木真仁と井上喜久子である。 調べてみると、マジンちゃんこと鈴木真仁は52歳。ちなみに、鈴木真仁はサイン会に行ったことがある。後にも先にも僕が誰かにサインをもらったのはこれだけだ。ハイロウズだったころのヒロトとマーシーに三宮のセンター街で会った時もサインなどもらおうと思わなかった。 うん。やっぱ衝撃だ。しっかり大人のご年齢だもんな。 僕がベルダンディーでどハマりした、井上喜久子はどうだろうと調べてみる。 っっ!よかった… 井上喜久子はまだ17歳だった。 娘の井上ほの花さんという方が、26歳らしいけど、 きっこさんは、まだ17歳のままだった。 良かった。

分かり合えたら。

『美味しんぼ』が好きだ。 余生は、この漫画に出てくる料理を作ってみたり、実在するところは食べに行ってみたりする予定だ。 ただ、思想が偏ったところもあるのは、ちょっといただけない。『美味しんぼ』だけに。 と、いうのも、世の中には『味の素アンチ』なるものが存在する。美味しんぼではっきり言ってたかどうかは覚えてないが、山岡さんはきっと味の素アンチだ。 『味の素アンチ』とは、味の素を容認しないばかりか、極論、毒だと言う輩だ。 味の素を食べ続けると、毒だから死ぬ。 極論で言うと、そういう言い分だ。 味の素がこの世に誕生したのは、1908年の頃らしい。 もう100年以上も前から日本のあらゆるところで使われている。そして、日本人の平均寿命は今に至るまでずっと右肩上がりだ。 もう、これ以上言うことはない。 そして、コロナのワクチンについても同じような現象が起きている。 もはや、科学に対する冒涜である。 きっと、コロナワクチンを作った科学者の方々は寝る間も惜しんで、コロナの猛威を和らげる為に、粉骨砕身、頑張ってくれたはずだ。もちろん、100%の精度ではないかもしれない。ガンのお薬だってそうだ。 それに対して、なんだ貴様らは。 である。 僕は、コロナワクチンに限らず、素晴らしい文明の結晶に敬意を感じる。 身近な文明の結晶といえば、そう、カニカマである。 最近のカニカマなんて、カニ酢をつけたら、マジで蟹である。感動しちゃう。 そんな先人の努力の結晶をくさすような行為をする、発言をする奴らを僕は軽蔑する。 ほんと、最近のカニカマはすごい。 なんだったらパッケージで最初からカニ酢が付いてるやつもある。 ほんとすごいのである。 ほら、反ワクチンだの、反味の素だの、ぐだぐだ言ってるやつは、カニカマ食べてみろって。美味いから。ビックリするから。ほら、山岡さんもおいでよ。

ペイフォワード

 2024年10月まであと三ヶ月。 2023年の3月に新作の制作開始のティザー動画の発表があってから、約1年半。 もうちょっと、差し迫ってから発表してほしかったな。待ちが長すぎる。 と思ったリゼロ好きは僕だけじゃないはずだ。 ところで、ここ最近スマホを触っているとありとあらゆる媒体から広告が流れる。 動画見てても、サイトで調べ物をしてても、ゲームで遊んでても。 僕は広告に対して文句はない。 だって、この広告主様のおかげで、僕は一銭も払わずに便利や娯楽を享受できているのだから。 ただ、さすがに誇大広告が多すぎる。というか、嘘の広告が多すぎるのである。 物理的にあり得ないほどに体重が落ちる薬や肌がきれいになる薬、仕組みとしてあり得ないのに、歩くだけで何万も儲かるかのように見せたゲームや、普通にブランドロゴを画面に表示した上で全く違う製品サイトに飛ぶようなものまで。もう、ここ、日本だぜ。は通じないほどのグローバルでワールドワイドな世の中である。 こんなのに騙されるやつなんていないよ、と言いたいところだが、どこかしらに騙されちゃう人がいるから、横行しているのである。オレオレ詐欺と同じである。 国の法整備が云々や、警察はどうなっているんだ、といった話ではなく、 願わくば、各人が『物理法則に反するようなことは、起きない』と知っていてくれれば、詐欺広告主は 誰も騙されない⇒儲からない⇒やる意味がない⇒別の手口を考える⇒誰も騙されない.. という、詐欺主だけがエネルギーを浪費するループに陥るはずなのだ。 自業自得の輪廻である。 僕は自分の周りとの雑談の時に、「あんなのに騙される人いないよね」的なことをちょいちょい発するようにしている。 たまに、『いや、待てよ。ということは、俺が逆に同じことをして、儲けることができるんちゃう』という考えが頭をよぎるのは、内緒である。

時の流れに身を任せ

 家の中ではタバコを吸えない。 家族がいるほとんどの喫煙パパのルールだ。 6月のある日曜。 燦々と降り注ぐ太陽光から逃れる為、申し訳程度の建物の日陰でタバコを吸っていた時、フェンスの向こうで、バキ…バキ…と何かが割れるような音がした。 音のする方に顔を向けると、フェンスの向こうの畑、たまに住宅街の中にある畑、でおじいさんがゆっくりと何回かに分けて倒れ込む様子が見れた。 もしかしたら、地面に何かが落ちて拾おうとして屈んでいってるのかもしれない、と思ってちょっと様子を見るが一向に起き上がれない。 「大丈夫ですかー?」と声をかけながら近づいていくと「立たれへんねやー」と悲痛なおじいさんの声。 ちなみに、バキバキいってるのは、畑を区切っているトタン板が割れる音だった。 僕はすぐさまフェンスを軽快に乗り換えて、おじいさんを助けに向かおうとしたら、フェンスに足を引っ掛けて、顔面から地面に落ちた。 けど、すぐに立ち上がり、倒れているおじいさんを抱き起こそうとし、そのバタバタに気付いた、他の畑にいたおじさんも一緒になっておじいさんをゆっくり起こして、救急車呼びましょか?いや、大丈夫や。家、すぐそこやから。というやり取りをしてると、一緒に助けに入ったおじさんが、僕を見て、大丈夫ですか?と声をかけてきた。 多分、さっき顔面から落ちたのが、若干痛むからそれだと思ったが、若干なので、「全然大丈夫です」と、笑顔で答えた。 おじいさんは少しだけ休んで、近くらしいご自宅に自分の足で帰りだしたので、僕は再びフェンスを乗り換え、今度は足を引っ掛けないように、タバコの箱とライターを手に取り、すぐそこの自宅に帰った。 そして、おじいさんを起こす時に、土で汚れた手を洗おうと洗面台の鏡を見ると、顔面の左半分が血まみれだった。 落ちたところに大きめの石が置いてあり、それで顔面を打ち、擦ったのだろう。 とりあえず、血を洗い流して、汚れてもわからない黒いタオルで顔をちょいちょいと抑えて、血が止まるまで、他のところに付いちゃわないように、気をつけた。 そして、目じゃなくてよかった、と思った。 1ヶ月近く経った今。しっかりと後が残ったが、まあ、幸い、僕は化粧水などでスキンケアをするような韓流アイドルではないので、問題ない。 若い頃と同じ感覚ででフェンスを軽快に乗り越えようとしたけれど、もうガッツリおじさんであ...

if…もしも

 あれから20年以上経った今でもまだ、たまに思い出して後悔する。 僕が高校3年の頃、ある日の朝、同じクラスのSとたまたま一緒に登校していた。 特に仲が良かった訳ではないが、悪くもなく。ただ、同じクラスである。程度の関係性である。 駅から学校までの10数分の間に、とりとめのない会話をしていると、僕らの前の方を歩く一年生を見かけた。 いつも黒いキャップを被っていたその子を、僕は名前もクラスも知らないが、一年生であることは知っていた。ちょっとだけ目立つ特徴があった為だ。 無毛症の子だったのである。 僕は、その子が目に入った時に、隣にいるSに小声で「あいつ、なんかハゲてる子やな」だとか、「ってか、なんでハゲてんねん」のように、僕の子供が同じチョケ方をしたら、その瞬間強めの張り手をお見舞いしてしまうような、バカで馬鹿なおふざけをしてしまった。 Sは僕のおふざけに対して、苦笑いをして言った。 「あれさ、俺の弟やねん」 40年以上生きてきて、あれ以上、恥ずかしくて、申し訳なく感じたことは無い。 そして、その後の自己嫌悪も後悔も。 もちろんすぐさまSに謝って、そんなつもりじゃなかったとどんなつもりの言い訳がわからない言い訳もした。 Sは怒ったりもせず、大丈夫、怒ってるわけじゃない、と言ってくれたが、きっと悲しかったはずだ。仮に、Sが本当に何も思ってなかったとしても、僕が僕を許せない。未だに。 あれからは一度も、誰かに対して、見た目でいじったりチョケたりは一回もしていない。それが当然のことなのだが、あの日までの僕はわかっていなかった。 もし、タイムマシンがあって、一度だけ過去に戻って、何かをやり直しが出来るとしたら? 僕は20年ほど前に戻って、買えるだけビットコインを買うだろう。 あの無毛症のくだりのところに戻らないのかって? 戻らない。あの事がなければ、結局どこかで同じようなクソみたいな失敗をやらかすのだ。きっと。僕は。 なので、後悔も反省もしてるし、未だに思い出すと心臓がぎゅっとなるけど、あれはあれで僕のターニングポイントでもある。 今の僕の血肉になっているのである。

フラグを折る

座られた瞬間に鼻を刺された。 電車で、隣に座ったおじさんのお匂いである。 あそこまで臭いと、自分自身にもダメージがあると思う。 なのに、なぜ平気なんだろう。 例えば、ワキガ的なお匂いだと、体質なので仕方がないと思うし、僕が今まで出会ってきたそれらは、まだグッ。となる程度だ。我慢できる。 だけど、明らかに不潔にしている為の激臭だと、それはもはや自分すら傷つける。呪われた武器だ。 呪われた武器の攻撃力はおしなべて高い。 とはいえ、隣に座った瞬間に、席を立たれたら『あ、俺臭かったかな』とか『キモかったのかな』と傷つけてしまうかもしれない。 いや、まあ、確かに激臭かったし、まあ、それだけ臭い人なので、見た目もアレでもあったのではあるが。 なので、耐える。 幸い、急行ではあるが、梅田発で次の駅は十三だ。中津を跨いですぐだ。 極力、息をしないように、おじさんに触れてしまって、服や皮膚が成分を吸わないように体を細くする。 『十三、十三です』 電車のアナウンスが次に着く駅名をアナウンスした。 僕は、なるべく付近の空気を揺らさないように立ち上がり、ドアの前に向かった。 おじさんを挟んで反対側の若い女性もほぼ同時に立ち上がるのが横目に入った。 僕はおじさんから一島離れたドア付近で手すりを持ち、もといた場所に目を向ける。 席が空いたおじさんの両サイドのうち、片方にサラリーマンが座っていた。そして、次の駅を待たずして立った。そして、少し離れた。 やっぱ、そうだよね。 そう思いながら、おじさんのさらに奥に目を向けると、その先には、おじさんを挟んで反対側の、僕と同時に立った女性がいた。 その女性もおじさんを見ていた。 このまま、その女性を見つめていると物語が始まってしまうので、僕は体の向きを変えて、スマホに目を落とした。

願いの行方

 仕事帰り、夜の9時くらいだったと思う。 コンビニで、僕の前の人が缶チューハイのロング缶を買っていた。 僕は、その人の後で缶コーヒーとおタバコを買い、店の外の灰皿で紫煙をくゆらしていた。僕はアメスピを愛好しているので、一本で他のタバコ2本分くらい楽しめる。 缶チューハイを買っていた人は、レジ袋で口のところ以外を包みながら、僕から5歩くらい離れたところで、缶を煽っていた。まあ、美味しそうに飲む。 僕はお酒が飲めないので、キンキンに冷えてやがるビールのありがたさがわからない。だけど、美味しそうに飲むのを見ると、羨ましいと思う。 僕がスマホをいじりながらタバコを嗜んでいる間に、缶チューハイを飲み干したその人は、僕の前を通ってコンビニに戻り缶を捨てて、再び僕の前を通って、家路に向かった。 バイクで。 僕は目が悪いので、ナンバーまでは見えなかったが、バイクのお色とバイクが出た方向を把握した上で、電話を取り出し110を押した。 110なんて、人生で初めてかけた。 どうか、あの人がお巡りさんに捕まって、50万くらい罰金をくらって、会社をクビになりますように。願いを込めて、僕はタバコの煙を吐き出した。 2年前の今頃の話。

わからないでもないけれど。

 意識して生活をすると、意外と障害者の方というものは多いものだなあ、と思う。 というのも、僕は人材会社で、半年ほど前から障害者の人材紹介の業務に当たっている。 今までもきっと目にはしていたんだろうけど、意識していないものは脳裏に留まらないものだ。 とはいえ、目に留まるのはどうしても、身体のどこかしらが不自由な方と知的障害を持ってらっしゃる方。 今、日本には1160万人の障害者の方がいて、その半数以上が精神障害の方なので、気付かないだけでもっといらっしゃるのだろう。 精神障害の方は、見た目ではわかりにくいのだ。 僕がこの半年、障害者紹介のお仕事に携わってきて感じたことは、出来ることなら精神障害の方は、職場にいてほしくない。と、ほとんどの会社で思われている事である。 である。悲しいけれど、紛れもなく現実である。 今から30年くらい遡ると、今で言うLGBTの方が似たような扱いを受けていた。と思う。 言われのない差別というやつだ。 まだまだだとは思うが、それでもその頃から比べると大分とLGBTの方への理解度は上がっている。 これからの30年。僕がおじいさんと言われるくらいの年齢になる頃には、せめて今のLGBTの方に対するのと同じくらい、障害者への理解度醸成が進めばいいなぁ、と思う。 きっと、もっと増えるしなぁ。

今も昔も。

 今日、久しぶりに日本一の交差点に行くと、角にあってよく利用していたコンビニが無くなっていた。 人通りは鬼のようにあったから、売り上げが悪いとかではないだろうけど、治安は良いとは言えない場所だから、多分、そういう理由だったんではないだろうか。 もう、20年近く前になる。 そのコンビニの前でタバコを吸っていたら、今で言うホームレスのおっちゃんが、フガフガ言いながら僕に話しかけてきた。 ほんとにフガフガしながらだったので、聞き取りにくかったのだが、よくよく聞くと、どうやらタバコを一本恵んでくれと言っている。 僕はちゃんと嫌な顔をしながら、にべもなく断った。 あれから20年近く経った今。 結婚もして、子供も授かり、慎ましい家も買った。給料もあの頃よりは増えた。 もし、どこかのコンビニの前とかで同じような人に同じことを言われたとしたら、どうするだろう、と考えた。 きっと、心の底から嫌な顔をした上で、しっかり断るだろう。 あの人達にはあの人達なりの理由があって、ああなっている。運不運もあっただろう。非難も卑下もしない。 だが、僕は断る。 だって、僕は家族がさもしい思いをしないように、贅沢ではないが普通くらいの生活ができるように、嫌なことがあっても、しんどくても、ぎっくり腰にならない限り、毎日仕事に行っているのだ。 おにぎりください。なら、買っちゃうかもしれない。だが、タバコはダメだ。嗜好品だからな。 僕は誰かに親切にしたいと思っているが、なかなか難しいなぁ。

デネブはどこに行った

 そういえば、昨日は七夕だった。 一年に一回、この日だけ織姫と彦星が会うことができる日。 とはいえ、この物語は奈良時代、今から約1300年前頃に日本に伝わった話らしいので、一年に一回としても1300回会っている。 日数で言うと、3年半くらい。 倦怠期になっててもおかしくないよね。と、意地が悪い事を考えてしまう自分に、ちょっと自己嫌悪である。 それはそうと、七夕と言えば、笹に願いを込めた短冊を吊るすのが慣例の一つであるが、子供達もある程度大きくなっているので、すっかり忘れてしまっていた。 今更だけど、 『電車の弱冷車をこの世から無くして欲しい』 心の中で、星に願いを。 弱冷車じゃないと、寒すぎて辛いという方もおられるのに、手前勝手な願いをする自分に、再びちょっぴり自己嫌悪である。 ああ、優しい人間になりたい。

疲れてるのかもしれない。

 昨日、電車で向かい側の椅子の下に44万8千円が落ちていて、それをネコババしたけど、自分の周りの人間みんなが、その44万8千円を横取りしようとしてくる夢を見た。 何故か、椅子の下に落ちているお札の束を見た瞬間に、金額が44万8千円だとわかったし、僕はそれを拾うために誰にも見られないように、何故か電車の床の下に潜り込むことができて、椅子の下から顔と手を出して44万8千円を拾ったし、何故か、普段滅多に会うこともない知り合いがわんさか出てきて、僕がネコババした44万8千円を奪おうとあの手この手を繰り広げてきた。 結局、何人もの知り合いに力ずくで奪われかけた時に、はっと目を覚ました。 覚めた。ではなくて、覚ました。 もちろん、僕の手には44万8千円は無くて、そこは電車でもない。 フロイト先生。 これ、なんてリビドーですか。

陽炎の栄光

 今日は、日雇いでラブリーなホテルの清掃をやってみた。 僕のペアは、にこやかでよく喋る、70歳のおじさんだった。 最初の、どの辺りに住んでるの?を皮切りにまあよく喋る。 仕事をちゃんと教えてくれるし、とても感じのいい方だった。 なので、僕もお礼というわけではないが、 『そんなに輝かしい経歴や人脈がある人は、きっとラブホの清掃のバイトはしないですよね』と、言わないようししてあげた。 それに、よくできたキャバ嬢のように、相槌をうったり、すごいですね、を繰り出してみたり。 気持ちよくお喋りを楽しんでいただけたと思う。 にしても、あのおっちゃん、美味そうにタバコを根元まで吸ってたな。 あんな人生も、ありっちゃあありだよな。

人件費も原価も

 高騰しているのだろう。 先ほど、お昼ご飯で入ったお店で、冷麺を頼んだ。 お値段980円。 出てきた商品は僕の今までの価値観だと、せいぜい700円くらいの見た目、そして、お味だった。 オフィス街ど真ん中にあるから、地代も高いだろうし、原材料費も人件費も上がっている。 思うところはあったけど、そして、次にこの辺りでご飯食べる時には、ここは選ばないけど、でも、帰りしなは笑顔で「ごちそうさまです」である。 店員さんの愛想も良くはなかったけれど。 改めて、やっぱり、吉野家も松屋も、サイゼリヤもすげーな。 そう思った、今日のお昼どき。

カレーはもう匂いを嗅いだらダメだ。

 僕は、日本人中年男性のほとんどがそうであるように、ラーメンが好きだ。 仕事の都合で、出先で昼食をとる際には、まずラーメン屋を検索する。 今日は昼前に商談のアポがあり、そのまま昼食を食べてから帰社する予定だった。 なので、いつもの如くスマホのマップを広げ、ラーメンと検索すると、ちょうど良い場所に、行ったことがない美味しそうなラーメン屋があった。 駅に戻る時に、ちょっとだけ回り道をすればいい。 歩くテンポに合わせて、心の中で『ラーメン、ラーメン、ラーメン』と唱えながら目的地に向かっていると、ある香りが僕の鼻をくすぐった。 やつだ。 そう、カレーである。 ナマステ的な方がやっている本格派ではなく、黄色い看板のあいつでもない。 安くて美味い。辛さもちょうどいい。 そう、『上等カレー』である。 家のカレーが一番だが、外で食べるならここである。 ラーメンに染まった僕の体が、鼻から一気にカレー色に裏返った。 本日の昼食はとんかつカレー、780円なり。 付け合わせの、なんかキャベツのピクルスがちょうど良いのだ。 ちゃうどいいのである。

そもそも、人との関わりが少ない

日々、仕事場と自宅の往復の毎日で、 日々、変わり映えのない毎日を繰り返している。 どこぞのJ-POPみたいになってしまったが、これはそんな僕の毎日である。 別段、それに大きな不満があるわけではないが、そんな毎日を送っていると、他人との関わりも少なく、目の前に困っているような人もいないので、一日に一回くらいは誰かに親切にしようと思っても、物理的にできない日もある。 なので、今日は、会社の新人くんに仕事のアドバイスをしてみた。 もしかすると、ありがた迷惑かもしれないが。

コンビニのお手洗いにて

お昼にコンビニのお手洗いを借りて、大きい方のトイレをしていた。 サクッと一発目が出た後、『あ、もう一発出てくるっぽいな』と思い、下腹に意識を集中していたら、誰かがドアを開けようとした。 鍵がかかってるので、当然開かないが、鍵が開いてるかどうかを確認せずにドアを開けようとされたという事は、もしかしたら、門が決壊しそうになってる人かもしれない、もしくはガサツな人、と思い、もう一発をグッと自分の中に押し込め、大急ぎでお手洗いを出た。 ただのガサツな人だった。見た目で判断したけど。 でも、良かった。 門が決壊しそうな人がいなくて。誰も傷付かなくて。 良かった。